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人が成長するステップ「守破離」

「守破離(しゅはり)」とは、茶道、能などの伝統芸能、武道や華道など、
「道」を極める世界で使われていた学びのステップを表した言葉である。

その道を極める成長段階は、守・破・離の三つの段階に分けられる。

1.「守」

最初の段階では、
その道を究めるにあたり、師の教えに従い流儀を守る。

多くの話を聞き、師の行動を見習って、師の行動を自分のものにする。
全てを習得できたと感じるまで、師の指導を学ぶ。

繰り返し学ぶことで、基本を身に付ける段階である。

2.「破」

次の段階では、
師から学ぶだけではなく、今まで学んだ概念を打ち破る。

疑問解決のため、師の教えを守るだけではなく、独自の工夫を重ねる。
師の教えにはなかった方法などを試してみる。

意識的に師の教えを崩し、自分なりに改良して築き上げていく段階。

3.「離」

最後の段階は、
さまざまな経験を積み重ねていく中で、従来の型から脱していく。

この境地まで達すると、師のもとを離れていく。
一切のこだわりを捨て、自由に、思うままに考える。

自分独自に工夫して、自分なりの型を生み出す段階である。

まず、指導者のマネをする…
次に、自分のオリジナルを混ぜる…
最後に、新しいものをつくっていく…

という個人スキル向上の3段階である。

武道や芸能の世界だけでなく、
どんな世界でも応用できる考え方である。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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