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与え方で業務の難易度を分けて任せる

部下を効果的に育成するためには、
本人の実力に合った難易度の業務を与えて、任せる必要がある。

そのためには、業務を分解して、「与え方で難易度を分ける」のがよい。

1つの業務は、与え方の難易度で、4段階に分けられる。

1.論点で与える

「わが社の中国事業の収益が悪化している、
来期以降どのように立て直すか考えてほしい」

論点を問いかけるだけで、一番難易度が高い。
課題形成、仮説、検証まで、考えさせる。

2.仮説で与える

「わが社の中国事業の収益が悪化している、
競合会社に対しての製品競争力が落ちている可能性がある、
現状を分析してみてほしい」

問いと仮説を与えるやり方である。

3.タスクで与える

「わが社の中国事業の収益が悪化している、
競合会社に対しての製品競争力が落ちている可能性がある、
A製品について、競合会社との価格、スペックを比較して分析してほしい」

仮説を実証するデータを集めて分析してもらう、
というレベルで任せる。

4.作業で与える

「わが社の中国事業の収益が悪化している、
競合会社に対しての製品競争力が落ちている可能性がある、
A製品について、競合会社との価格、スペックの比較表を、
このような形でまとめてほしい」

データを集めてまとめる、という作業を指示する。

部下の成長目標、現在の実力を常に把握して、
少しストレッチした業務を任せるように、工夫してみよう。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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