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良い越権行為をする

組織が大きくなると、生産性を高めるために「分業」が必要となる

日本は欧米企業と比べて職責の範囲が明確ではないといわれる。
それでも、組織で仕事をする上では、
口出ししてよい範囲とダメな範囲は明確に分かれている。

他人の領域に下手に踏み入れれば、当然トラブルのもとになる。
原理原則から言えば、越権行為は基本的に御法度ということになるが、
現実はそう単純ではない。

分業することで問題となるのは、
「隙間のある分業」になってしまうことである

互いに境界線を引いて、その内側だけやろうとすると、
時間と共に、どんどん境界線同士の間が開いてしまう。
隙間が拡大してしまうのである。

自分の境界線を超えて越権行為をすることは、悪いことではない。

もし、あなたが越権行為をしたくなったということは、
「自分の体験を原理化」したことでもある

原理化したから、ここだけじゃなくて、そっちでも使えるじゃないかと考える。

ひとつの体験では原理化はできない。
複数の体験を横串に通して、初めて原理化、普遍化できる。
「これを使ってください」
と自信を持って言えるのである。

もちろん、これは原理化じゃないと突き返される場合もある。
でも、それを繰り返すことで進化していく。

原理化することにより、
越権行為に意味も出るし、それをやりたくなるのである。

職責を超えた行動ができる人が多い会社は、間違いなく優れた会社だと思う。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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