どんなに仕事ができる人でも、
新人のときからすべて、できていたわけではない。
新人のときからすべて、できていたわけではない。
先輩社員や上司から指導を受け、
成果を上げている先輩のやり方を学び、
真似して自分のものにして、できるようになってきたはず。
「真似る」とは「学ぶ」と同じ語源だといわれる。
例えば、
子どもが文字を覚えるとき、お手本をなぞって真似ることから始める。
憧れのスポーツ選手のプレーやトレーニングを真似した経験がある方もいるはず。
何事も極めようとするならば、
最初は、師匠やお手本を真似ることが、成長の最短距離だとされる。
スペインの画家のサルバトール・ダリの名言に、
「天才になりたければ天才のふりをすればよい」
という言葉もある。
仕事ができる人の真似をするときには、
どのような行動が良い結果につながっているのかを観察する。
表面的な行動だけを真似るだけではなく、
考え方や仕事で大切にしていることなど、その人の価値観からも真似る。
行動を真似るためには…
・どんなインプット(情報収集)をしているか
・どんなアウトプット(結果)を出しているか
・インプットとアウトプットの過程でどんなツールを利用しているか
思考を真似るためには…
・どのような情報、知識、経験から判断しているか
・どのような結果を目指して行動しているか
・結果を導き出すための目的や目標はどのように設定しているか
真似ることが上手な人は、圧倒的な速さで成長する。
多くの成功者は、過去の成功者の行動、思考を真似ることから始めている。