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質問力をコミュニケーションに生かす

質問には、主に3つの働きがある。

1.分からないことを明確にする

これは、情報収集の働きである。

「いつまでに完成すればよいですか」
「誰に依頼すればよいですか」
「どのようなご希望ですか」

繰り返し問いかけることで、不明確だったことが明確になり、
相手と情報を共有することができる。

2.考えるきっかけをつくる

思考や気づきを促す働きである。
問いかけることで、考えるきっかけをつくる。

「この仕事を成功させるためには、どんな方法がいいと思いますか」

と問いかけられると、相手はその答えを考え始める。

3.相手の思考をリードする

相手の思考をリードできる働きがある。

「なぜ、失敗したのですか」

という問いかけると、相手の思考を失敗にフォーカスさせてしまう。
すると、嫌な体験を思い出して、モチベーションも下がってしまう。

逆に、

「今回の失敗を次に生かすとしたら、どのように生かしますか」

という肯定的な問いかけをする。

すると、相手の思考を未来や問題解決に向けることができる。

質問をコミュニケーションに生かすと、相手に対する影響力を高めることができる。

まず、質問の働きを理解する。

その上で、お互いが分かり合い、相手の思考力を伸ばすために、
積極的に質問を活用してみよう。

責任者プロフィール
竹村孝宏

中小企業診断士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー。大阪市立大学商学部卒業、豪州ボンド大学大学院経営学修士課程(MBA)修了。
㈱デンソーで企画、営業、人事、中国上海駐在を経験、「低コストプロジェクト」で社長賞を受賞するなど活躍した後、独立。現場での多くの経験をベースにした実践的コミュニケーション、モチベーションアップを軸としたプログラムを提供している。日経クロステックに連載中。著書は、「仕事が速い人は何をしているのか?ビジネスフレームワーク活用法」(セルバ出版)
「30代リーダーのための聞く技術・伝える技術」(中経出版)等、多数。

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